ホームページ

第24回コンクール結果発表  トップページ  新着情報  随筆春秋とは  


表彰式が盛大に行われました

(個人情報保護の都合により画像をわざと小さくしてあります)


 令和元年皐月。都内は雲が多く、前日までの猛暑も一息といった過ごしやすい日でした。第24回随筆春秋コンクール表彰式が盛大に行われました。

 例年は先生方のご出席を賜るのですが、今年は全員欠席で、その理由は堀川先生はご出張のため、竹山先生は重要な会議にご出席のため、そして佐藤愛子先生は「行こうと思っていたけれども、締め切りに追われて出かけられなくなった」ために欠席でした。満95歳で締め切りに追われて不眠不休の作家とは・・・。代わりに娘さんの杉山響子さん、お孫さんの杉山桃子さんが来て下さいました。

 受賞者を含めて参加者は36名、表彰状の授与のあと、自己紹介に質疑応答などが続いて大いに盛り上がりました。



杉山響子さん挨拶要約


 皆さん、はじめまして。杉山響子と申します。実は私、ブログを書いておりまして、きっかけというのが、北海道にある母の別荘で数々の心霊現象を体験したことです。そのことから美輪明宏さん、江原啓之さんとご縁ができました。江原啓之さんから「響子さん、文章を書きなさいよ」と促されて、最初は 「えーっ、イヤだ」 と思いました。私は文章を書くことが本当にイヤだったんですね。


 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、うちの母は、文章を書くことに対してはものすごく厳しいんです。とにかく褒めない、徹底して褒めない人で、あかの他人だと多少は遠慮しますが、それが娘だとダイレクトに叱責します。「あなたこれは、何なの!」 とボロカスに言われるんですね。子供のころからそんなふうで、すっかりイヤになっていたんですけれども、江原さんが「佐藤家に生まれた人間は“書く”ということが義務づけられているのだから、あなた、書かないわけにはいきませんよ」 と言うんです。


「もし書かないでいると、そのうち経済的にジリ貧になりますよ」 とまで言われました。で、この「響子さん、書きなさい」 というセリフは、他のひろいろな霊能者からも言われたんです。人は違えどもみんな口にすることは同じでした。それでも、私がかたくなに書かないでいると、とうとう「うつ病」のようになってしまったんです。これを脱するにはもう書くしかない、そう気がつきまして、それでブログを書き始めたら、少しずつ具合がよくなってきました。


響子さんのブログ  のろ猫プーデルのひゃっぺん飯おかわりっ!! 

【大評判です。不定期更新で短いときもありますが、とにかく面白いので最初から読んでみてください。オススメします】

https://ameblo.jp/podel1007/


桃子さんのブログ  杉さんのもちもち妖怪屋敷

【おばあちゃんゆずりの、斬新でユーモアたっぷりの記事が満載です】

https://ameblo.jp/queentriumph/


 このブログを池田さんも近藤さんも、とてもよく褒めてくれまして、私も褒められるとうれしいんです。いままで母は私の文章力を叱って伸ばそうとしたんだけれど、それではイヤになるばかりでした。でも褒められるとうれしいから、モチベーションも上がって書くようになったんです。ブログを書いているうちに浮かんだアイデアをもとに、芝居の脚本を書きました。これを上演しましたところ、思いのほか各方面から高い評価をいただいて、手ごたえを感じました。「なんかこれで波に乗って、書くということを続けていけそうだな」と思っています。それで先日、あらたに朗読劇もやり、さらに現在は小説も書いています。


 そこへ随筆春秋の表彰式にお呼びいただいたということなのですが、世の中のすべてのことは縁の糸でつながっていくのかな、という思いでおります。考えてみますと私と皆さま方とのご縁も“書くこと”でつながっていますし、お互いに認めあい、褒めあい、励ましあうという同人誌随筆春秋の存在が、母にとっても皆さまにとっても、かけがえのない「ご縁の糸」なのかなと思っております。




平成30年度 年度賞発表





49号 優秀賞 父の建議 竹下修一さん


49号 佳作 ロンドンのタクシー運転手さん幸野恵子さん


49号 佳作 親子三人旅 南千鶴さん


49号 佳作 芋けんぴ 中田高友さん



50号 優秀賞 はじめての救急車 橋本呈次さん


50号 佳作 あいつが来た日 まつばらひろしさん



20周年 努力賞 三嶋道子さん 六田靖子さん


10周年 努力賞 青田幸彦さん 日高一馬さん

池の上あひるさん 佐藤東洋麿さん




第24回コンクール 受賞作発表



短編の部


優秀賞 該当作品はありませんでした。


佳作 桜の木との別れ 雨宮源吾さん


佳作 宙に浮いた約束 植田郁子さん


審査委員会特別賞 バケツの鯉 山口 昭さん


長編の部


優秀賞 該当作品はありませんでした。


佳作 里山便り・落ち葉 西山淑子さん


審査委員会特別賞 法螺貝を吹く男 小山 峻さん




 先生方にお願いした厳正な最終審査の結果、上記の通り厳しい結果となりました。その年によっては優秀賞が2本出ることもあるのですが、今年は該当作品がありません。


 佐藤愛子先生から 「今年の応募作のレベルは低調でした。妥協して賞を出すことは簡単ですが、私は決して妥協はしない人間です。ここで妥協しては、私の作家生命にかかわります。随筆春秋は、それだけのレベルのある同人誌なので、決してレベルを落としてはいけません」 というお言葉をいただきました。


 事務局といたしましては、作者のご苦労に目が向き、いつも入選者全員に賞を差し上げたい気持ちになるのですが、そんな甘い考えではいけないと反省しております。応募者の皆様におかれましては、どうぞこれを機に、ますます筆力を高められるよう期待しています。


 受賞者の皆様にはお知らせとともに佐藤愛子先生の講評を郵送させていただきました。 惜しくも入賞を逃した方々には、個別に先生方の寸評をいただいておりますので、事務局から校正用の初校をお送りする時 (2019年1月下旬) に同封させていただきます。



優秀賞がありませんでしたので、ホームページで公開できる先生方の講評はありません。個別講評はそれぞれの作者に郵送させていただきました。



トップページ   新着情報   随筆春秋とは