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第24回コンクール結果発表  トップページ  新着情報  随筆春秋とは  



平成30年度 年度賞発表





49号 優秀賞 父の建議 竹下修一さん


49号 佳作 ロンドンのタクシー運転手 幸野恵子さん


49号 佳作 親子三人旅 南千鶴さん


49号 佳作 芋けんぴ 中田高友さん



50号 優秀賞 はじめての救急車 橋本呈次さん


50号 佳作 あいつが来た日 まつばらひろしさん



20周年 努力賞 三嶋道子さん 六田靖子さん


10周年 努力賞 青田幸彦さん 日高一馬さん

池の上あひるさん 佐藤東洋麿さん




第24回コンクール 受賞作発表



短編の部


優秀賞 該当作品はありませんでした。


佳作 桜の木との別れ 雨宮源吾さん


佳作 宙に浮いた約束 植田郁子さん


審査委員会特別賞 バケツの鯉 山口 昭さん


長編の部


優秀賞 該当作品はありませんでした。


佳作 作里山便り・落ち葉 西山淑子さん


審査委員会特別賞 法螺貝を吹く男 小山 峻さん




 先生方にお願いした厳正な最終審査の結果、上記の通り厳しい結果となりました。その年によっては優秀賞が2本出ることもあるのですが、今年は該当作品がありません。


 佐藤愛子先生から 「今年の応募作のレベルは低調でした。妥協して賞を出すことは簡単ですが、私は決して妥協はしない人間です。ここで妥協しては、私の作家生命にかかわります。随筆春秋は、それだけのレベルのある同人誌なので、決してレベルを落としてはいけません」 というお言葉をいただきました。


 事務局といたしましては、作者のご苦労に目が向き、いつも入選者全員に賞を差し上げたい気持ちになるのですが、そんな甘い考えではいけないと反省しております。応募者の皆様におかれましては、どうぞこれを機に、ますます筆力を高められるよう期待しています。


 受賞者の皆様にはお知らせとともに佐藤愛子先生の講評を郵送させていただきました。 惜しくも入賞を逃した方々には、個別に先生方の寸評をいただいておりますので、事務局から校正用の初校をお送りする時 (2019年1月下旬) に同封させていただきます。



優秀賞がありませんでしたので、ホームページで公開できる先生方の講評はありません。個別講評はそれぞれの作者に郵送させていただきます。




全体評:第24回(2018) 随筆春秋コンクール審査を終えて


 このたびは、随筆春秋コンクールにご応募いただきありがとうございました。
 今年の応募総数は445本でした。その全作品を6名の審査員で回し読みして、それぞれ点数をつけます。そしてすべての審査員が高得点をつけた作品を入選としました。残念ながらあと一歩という作品には奨励賞のミニ賞状を送ります。奨励賞は発送をもって発表に代えさせて頂きます。

 審査委員のプロフィールをご紹介します。

  石田多絵子 随筆春秋代表 脚本、舞台演出。エッセイ執筆歴40年以上。
  池田 元   随筆春秋副代表 兼 事務局長。社員教育講師。
  柳田泰志  社会教育ボランティア。
  濱本久子  『焔』同人 『こだま』会員 井上靖研究会会員。
  槇 勝博   広島県在住。元校長。現在は地域ボランティア。
  原 孝壽   長野県在住。元校長。現在は地域ボランティア。

 以上、執筆歴20年以上。それぞれ入選歴あり。
 最終選考では、佐藤愛子先生、堀川とんこう先生、竹山洋先生のご意見を頂いて賞を決定します。

 今年の応募の特長は、後半になって、 20代30代の若い人の作品が増えたことです。最近の若い人はメールでのやりとりには長けていても、文学としての文章には弱いのではないかと思っていたのですが、なかなか優れた書き手も出てきていて、頼もしい限りです。ただ全体的に観念的な文章が多く、今後の課題となりそうです。

 随筆春秋では作品の添削をするとき、「具体的に、映像が見えるように」と申し上げています。具体的にとは、そのまま、ありのままと言う意味です。例えば「猫が歩いて行った」と、これだけでは説明です。これを映像にするならば、

 「私の前を一匹の子猫がゆっくりと歩いていった。
  背中が黒で、腹と手足が白い。まだ生まれて1か月ぐらいか。
  痩せていて、毛並みが薄汚れて見えるのは、
  どこかの床下にでも潜っていたのだろうか。親とはぐれたのかもしれない」

と。文章を書いたら、何回も何回も推敲しましょう。来年もコンクールを行います。応募要領は今年と同じですが、ホームページまたは、来年の公募ガイドをご覧下さい。ふるってご応募をお待ちしています

  事務局代表 石田多絵子